ころころと 転がるさくらを 踏むこころ

160415

満開だった桜も、だんだんと葉っぱが目立つようになってきた。
春の風にあおられて、道に散った桜の花びらがまるで生き物のようにころころと走っていく。

ぼおうと眺めながら、なんとなく競争しているようにも見えてきて、あの端っこまでどれが一番早く着くかなぁなんて、応援していたりする。

道行くこどもらも、面白いのだろう。
追いかけて「きゃっ、きゃっ」と踏みつけて楽しんでいる。

レースを阻まれ僕はちょっと残念に思ったり。

楽しみ方は、人それぞれ。
小さな桜の花びらが、風に乗って前へ進むのを、踏みつけて楽しむ心もある。

人の世界になんか似ている。
やっと吹いてきた風に乗って、前へ進もうとしているのに無邪気に踏んで楽しむ人らが少なからずいる。
昨今、踏みつけることで楽しむ事は、なるべく見たくない。

 

 

2016-04-15 | Posted in RAKUGAKI ESSAYNo Comments » 

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