地球の壁

Apollo Chocolate

先日、アインシュタインが予見してから100年の時を経て、ようやく「重力波」が初めて観測された。
重力波の存在は誰もが認めていたことだったが、これまで誰も観測することができなかった大発見だ。

この重力はお互いに引かれあい互いに影響を与える力であり、宇宙の存在にはなくてはならない力だ。
あらゆる質量のある物体には、必ず重力があり、僕たちの体でさえとても微弱だが理論上は重力は存在している。

そんな何処にでもある力だが、僕らの住む地球にはもう一つ別の引き付ける力が存在する。それは「磁場」だ。
地球の自転によるダイナモ効果の結果、発生する力が「磁場」であり、僕たちも地球で生きる上では日常的に身近でお世話になっている大事な力だ。

この磁場は、不思議なことに太陽系の惑星の中では、地球の他には木星と土星にしか存在しない。
岩石で構成される「地球型惑星」では地球にしか存在していない力だ。
この磁場は宇宙から飛んできた電子や陽子を引き付けて、地球の周りに分厚い「放射線帯」を形成している。

これが「バンアレン帯」である。バンアレン帯は地球の大きさの3倍ほどあり月までの距離の手前まで到達している。
このバンアレン帯は、太陽風などの有害な宇宙線を捕まえて、生物のDNA破壊を防いでいる。
言ってみれば「陽子で固められたバリヤー」のようなものである。

人間の男女も地球で生まれた生き物なので、この地球の性質を受け継いでいる。
外側の容姿のバリヤーを破ってからが、その人の本当の「引き付ける」力=重力を感じられる。

 

世界中の恋する乙女さん。

今日は、バンアレン帯デーです。
チョコレートでできた突入カプセルが、アポロ宇宙船のようにバンアレン帯を抜けて、見事に恋いしい地球の重力に捉えられるよう祈っている。

 

 

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©BAKAORU

2016-02-14 | Posted in RAKUGAKI ESSAYNo Comments » 

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