WEST HIGHLAND WHITE TERRIER

2017年5月22日午後8時に、愛犬ノアが13歳2ヶ月でその生涯を終えた。

ノアは「ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア」という長い名前の犬種で、その名の通り白いテリアである。
娘が小学校1年生になったときに、我が家にやってきたノアは、僕にとっても人生で初めて飼う犬だった。

男の子なので、気性も穏やかということはなく、家の前を猫が通る度に吠えたり、散歩にでても匂いばかり嗅いで散歩にならないワガママな犬だったが、13年間家族として共に生活してきた。
晩年の5年間は、毎日家にいる僕がご飯の世話から散歩までおこない、いつの間にかノアと一緒の布団で寝て過ごすようになっていた。

いつも午後3時頃になると、ノアはそわそわし始め、僕の顔を伺いながら、何か言いたそうにしていた。
吠えて訴えるということもなく、ただただこちらを見ている。
そして僕がヘッドホンを付けて上着を羽織ると、時々後ろを確認しながら玄関へと向かう。
毎日の小一時間ほどの散歩は、非常に面倒くさかったが、そんな可愛い姿に随分と心を癒やされたのも確かだ。

あれから3週間が経ったが、ノアがいないという喪失感はふとした瞬間に襲ってくる。
たかがペットにと思う方もいるだろう。
かく言う僕も動物との別れは人並み、いやそれ以上に経験してきたはずなので、ノアの具合が悪くなって死期が近づいてきたときも比較的冷静に対応できていた。

しかし、実際にノアという存在を失ってみると、状況は理解できていても、言葉に出来ない感情が込み上げてきてどうしようもない。
今でも後ろを振り返れば、ノアが机の下でお腹を出して寝ているような気がする。

ズボラな飼い主のせいで、カットはボサボサででウエスティとしてはみっともない姿だったが、僕ら家族にとってはかけがえのない存在だったノア。
訳も分からず、こんな飼い主の家に連れてこられて、他のワンちゃん比べたら、辛く寂しい人生だったと思うが、僕は君に随分と励まされたよ。

ノアがいない生活になってしまったけど、僕はやっぱり夕方になると散歩に出てる。
ノアが作ってくれたリズムは、もう僕のリズムになっている。
このリズムは崩したくないよね。

 

悲しみのあまり、ウエスティのノアをデザインしたTシャツを制作しました。

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各社でアイテム・色などバリエーションの違います。アイテムの販売価格も差があります。

2017-06-13 | Posted in ILLUSTRATIONNo Comments » 

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