ユニクロのUTme!で背景が透明の画像を登録する方法

過去記事(1)『UTme!でLOVEはつかえません!【続報あり】』
過去記事(2)『【UTme!でTシャツを作ってみた・続報】ユニクロのUTme!は、全くダメだった(笑)』

過去に透過PNGのデータが使えずに諦めてしまったユニクロのオリジナルTシャツ作成サイト「UTme!」ですが、解決する方法を思いつき試してみたところうまくいきました。

そもそも、過去記事にもあるようにUTme!でオリジナルTシャツを作成・販売するには『スマフォ』からというのが必須条件です。パソコンでも作成は出来るのですが、こちらはあくまで作成者本人が購入するだけとなります。
僕が前回(・・といってもかなり前だが)つまずいたのは、もともとUp-Tで販売する為に作成した「透過PNG」の版下データをMacの「写真」アプリでiPhoneと共有してから、UTme!のiPhoneアプリから作成していました。
Macの元データは間違いなく「透過PNG」でイラストの背景が透明になっているはずなのに、いざUTme!で作成してみると背景が白になってしまい黒のTシャツなどを選んだ場合は、真四角に背景が白色になってしまっていました。

IMG_6101

悩むのが面倒なので、UTme!での販売は素直に諦めていたのですが、Up-Tのこのところの売り上げゼロ行進を受けて、販売窓口を広げようと思い今回の再チャレンジとなりました。

【問題:何故、透過PNGなのに背景が白くなるのか】

当初僕が考えていたのは、ユニクロのUTme!の仕様で「JPEG画像」しか対応していないため、PNG形式の画像もアップの段階でJPEGに変換されてしまうという事でした。このような仕様はFacebookのメッセンジャーに画像をアップロードした場合にもあることでしたので、そう思い込んでおりました。

しかし、よくよくUTme!のみんなの作品を見てみると、黒Tやネイビーでもちゃんと背景が透明に抜かれている作品もありました。・・ということは、こっち側の問題ということが明白になり解決の糸口が見えてきたわけです。

そこで、疑ったのがMacとiPhoneの写真アプリ同士の共有ということ。
PNG形式の作品データをドラッグ&ドロップで「写真アプリ」に入れて、iPhone側の「写真アプリ」を立ち上げればWiFiもしくはiCloud経由でデータが共有され、iPhoneでも作品データが表示されるようになっているわけです。
僕は普段使い勝手の悪い「写真アプリ」はiPhoneで画像の確認をするぐらいしか使う機会がなかったので全く知らなかったのですが、どうもこのMacの「写真アプリ」は、共有時にオリジナル画像の形式にかかわらず全てJPEG形式に変換して共有するというトンでも仕様だったのです(笑)

そこで、写真アプリを介さずに作品データをAirDropを使ってiPhoneに直接送信して見たところ、PNGのままiPhone側の写真アプリで見れるようになりました。

スクリーンショット 2016-05-31 11.46

(1) Mac側でTシャツにしたい「PNG画像」を選択して右クリック。共有→AirDropを選択する。

Airdrop

(2) AirDrop先に自分のiPhoneが表示されたら選択→OKをクリック。
転送が完了した後にiPhoneを起動すると、自動で写真アプリが立ち上がり転送された画像が表示されます。
IMG_6134

(3) iPhoneのカメラロールで確認すると、写真アプリで共有した画像(中央)は背景が白になっているのに対し、AirDropで転送した画像は背景が黒くなっている。画像がオリジナルのPNGのままであるという事である。

(4) 後は、iPhoneでユニクロのUTme!アプリを立ち上げて、デザイン登録をすれば背景が透明のままのTシャツが登録できます。
左がMacの写真アプリによる共有で登録した場合。背景が白くなってしまってかっこ悪い。
右が今、AirDropで登録した場合。プラックやネイビーの生地でも綺麗にデザインが反映されるます。

透明PNGTシャツ

UTme!登録画像

ブラックやネイビーを選択すると、Tシャツ代金が+1,000円になり一気に高くなりますが、これは色つきTシャツの場合は、下地に『白インク』を一旦印刷してから、デザインデータを印刷する為に工程がひとつ余計になるので印刷コストが余計に発生することからだと思います。

しかし、デザインによっては、白Tだと惚けた仕上がりですごーく安っぽい感じになりますので、デザイン登録は今回のように全て「PNG画像」で登録したほうがいいと思います。購入しようとするお客様も選択の幅があったほうがいいしね。

オリジナルTシャツ登録販売サイトとしては、僕が普段登録している「Up-T」のほうがやっぱり機能的にも使いやすく、アイテム量も豊富なのですが、ユニクロの圧倒的なマーケットも魅力ではあります。

もっとも、この手のTシャツ販売サイトで商品がバカ売れして儲かったということはまずありませんので、クリエーターのビジネスとしては、商品価格が市場価格の1,000円程度まで下がらない限り期待は出来ないでしょう。

今後、チャレンジしてみようという方は、あらぬ期待などせず自分の作品を宣伝するツールのひとつとして活用したほうがよさそうです。

 

 

2016-06-03 | Posted in COLUMNNo Comments » 

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